市庁舎に憩いの空間をもたらす
本巣市産の家具をカリモクが製作
カリモクでは、岐阜県本巣市の新庁舎の整備に伴う
公募型プロポーザルを経て、
「本巣市産木材を活用した家具製作業務」を担当。
市有林で伐採されたブナなどを使用するという条件の下、
限られた木材を有効活用しながら地産地消の家具を作り上げるという
新たな取り組みに挑みました。
プロジェクトに携わるメンバーたちの情熱によって
さまざまな困難を乗り越えた結果、
木製品に触れてその良さを知ることができる “ここにしかない家具”に
囲まれた憩いの空間が完成しました。
本巣市役所
総務部総務課 庁舎整備推進室
吉村 太志 さん
市民の皆さんが集う
心地よい憩いの
空間が完成。
TAISHI YOSHIMURA
限られた市産材を有効に活用するため、木目のムラや節の部分も使用。
市産材ならではの風合いを生かしたデザインにしています。
株式会社 小見山家具製作所
代表取締役社長
小見山 与志夫 さん
「オール本巣市」という
唯一無二の
コンセプトを提案。
YOSHIO KOMIYAMA
2022年9月に着工し、2024年7月16日にオープンした本巣市役所新庁舎。誰もが使いやすく親しみやすくなるようにと1階に市民の利用頻度が高い窓口を集約。総合案内やコンシェルジュの設置、事前申請・申請書作成支援システム、セミセルフレジなどの機能を充実させ、4つのない(迷わない・書かない・動かない・待たない)によるスムーズな手続きを可能にしています。また、市民の安心・安全な暮らしを守るため、耐震性能はもちろん、防災に関する機能や設備なども充実。太陽光発電パネルを設置することで、庁舎全体のエネルギー消費量を大幅に削減するなど、環境負荷を意識したゼロエネルギー庁舎を目指しています。