トラフ建築設計事務所がデザインしたCAP Chairは、2018年、小石川で開催された「architects meets karimoku」にてプロトタイプを発表しました。CAP Chairは、木製チェアでありながら椅子本体に回転機構を備えていることが特徴です。そのため、着座時に椅子を引くことなく座れ、そのコンパクトな動きはホームユースでも、ワークスペースと言った公共の場でも幅広いオケージョンにフィットします。

その名前の通り、背板がキャップ(帽子)のツバの様な形をしており、脚部と座面下をオーク材のナチュラルな色に仕上げたことで、よりキャップの形が浮かび上がる様にデザインされました。また、背板や椅子の座面より上部の塗装色と座面のファブリック色の組み合わせを、ファッションとしてキャップを選ぶ様にセレクトができ、自分だけのCAP Chairをカスタマイズできます。

トラフ建築設計事務所とカリモク家具のコラボレーションから生まれた、新しいCAP Chair。自宅などのプライベート空間だけでなく、オフィスにもアットホームな心地よさをもたらします。

Director:
トラフ建築設計事務所|鈴野浩一(すずの こういち)と禿真哉(かむろ しんや)により2004年に設立。建築の設計をはじめ、インテリア、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいる。