公共施設Public space





森林が面積の多くを占める京都府南丹市。その地域課題である広葉樹の利用拡大に向け、南丹市役所庁舎の農山村振興課窓口カウンター、および職員の打合せスペースに、市内で育ったナラ材を用いた家具を納入いたしました。
幹が曲がり、径が細く短尺なものが多いために均一な木材としての活用が難しかった広葉樹ですが、自治体自らがその実用性と意匠性をパブリック空間の最前線で体現し、広くPRしていくための先駆的な試みです。地域経済の循環と資源の利活用という行政の強い意志のもと、カリモク家具の確かな技術によって、広葉樹の豊かな可能性を証明する新たな実証モデルを具現化しました。
市民が日常的に触れることができる場所に設置し、虫食いやシミといった自然由来の個性豊かな表情をデザインのフックとして肯定的に捉えることで、行政の窓口にふさわしい、親しみやすくも知的な佇まいを生み出しています。
撮影:濱口一輝
納入先:南丹市役所(京都府南丹市)
2026年
https://www.karimoku.jp/casestudy/?id=266