人々の笑顔や思い出をつなぐ、
地域のよりどころをめざして。

CHAPTER 3

ゆっくりと過ごせる空間で、
素敵な一冊との出会いを
多くの人に手渡したい。

指定管理者 シダックス大新東ヒューマンサービス(株)
神戸市立名谷図書館 館長

芳賀 由紀子さん

木の香りが広がる神戸市立名谷図書館は、ほっと落ち着けて、働く場所としても魅力的です。しかも憧れだったカリモクの椅子がいたるところに並んでいて、来館者の皆様がのびのびとくつろげる施設だと思っています。木が使われたあたたかな空間や、座り心地のいい椅子がたくさんあることが、「ゆっくりと本を楽しんでくださいね」という図書館からのメッセージになっていると感じています。実際、小さなお子さま連れのファミリーから学生、ビジネスマン、ご高齢の方まで、さまざまな方が日々訪れています。特に印象深いのが、ある小学生の男の子。1・2週間に1回のペースで来てくれます。「今までゲームばかりしてたけど、この図書館ができてから、本を読むことが好きになった」とのこと。図書館スタッフにおすすめの本を聞いて読んでは、感想を話しに来てまた本を借りて帰っていきます。これからも多くの人々に本との素敵な出会いを手渡していけるよう、よりよい図書館の運営・管理に励みます。

CHAPTER 4

地域で育った木々に
新しい価値が生まれ、
人々の笑顔を見守り続ける。

(株)ブラーリー 代表
デザイナー

石丸 耕平さん

私は神戸市立名谷図書館のプロジェクトに設計デザイナーとして参加しました。百貨店内に開館するという、全国的にも珍しい図書館の空間づくりを考えるにあたって、重視したのは“一体感”です。百貨店と図書館を別のものとして区切るのではなく、つながりのあるデザインを心がけて、ほどよく人の気配や賑わいを感じる図書館をめざしました。また、地域との一体感も大切にし、六甲山の木材を内装に使用。中でも入口にある「丸太ベンチ」は、神戸市立六甲山小学校に生えていた危険木(災害などで倒れたとき、近隣に被害を与える恐れのある高い木)を有効活用してつくりました。多くの人が憩う場所として、木に新しい価値を生み出せたことは、「TOMARIGI」という名谷図書館のコンセプトにもマッチすると感じています。そんな空間に、木の優しさを感じるカリモクの椅子が溶け込み、他にはない図書館が完成しました。この名谷図書館から、地域のみなさんのさまざまなストーリーが続いていったらと思います。

CHAPTER 5

メンテナンスを継続し、
地域に愛される図書館を
支えていきたい。

カリモク家具(株)
コントラクト営業部 関西グループ

田和 毅さん

今回、エイムクリエイツの馬瀨様やブラーリーの石丸様から推薦いただいて、神戸市立名谷図書館に「Karimoku New Standard」の椅子を納入しました。2020年秋頃にお声がけいただいた段階で、商品のセレクトやレイアウト計画などもすでに完了済み。馬瀨様も石丸様もカリモク家具のよさを熟知していらっしゃったため、申し分のないプランでした。私が力を注いだのは、神戸市様へのプレゼンテーションです。椅子の現物を6脚ほど持参し、プロジェクトメンバーの皆様に座り心地や質感を確かめていただきました。「めっちゃ座りやすい!」「立ち上がりたくないほど座り心地がいい!」と絶賛してくださり、国産材を使用していることにも共感いただきました。また、高評価につながったのが、耐久性の高さやメンテナンスの対応です。不特定多数の方々が座られる図書館の椅子ですから、長く安全にお使いいただけるよう修理やクリーニングなどのサポートも継続し、地域の皆様の笑顔に貢献していきます。

Karimoku New Standardの
詳しい情報はこちら

  1. 1
  2. 2